似顔絵セラピー

今日は志摩市民病院で、幅広い地域で活躍されているイラストレーターの村岡ケンイチさんと志摩高校美術部で似顔絵セラピーをさせていただきました!
村岡さんには色の使い方、患者さんとコミュニケーションをとり、患者さんの好きなもの、職業を絵に取り入れる、など似顔絵を描く時のアドバイスをたくさんいただきました。
それを参考に実際に患者さんの似顔絵を描かさせていただきました。
普段リアルな顔を描いているのでイラストの様に柔らかい顔を描けるのかとか、お話を聞くのと絵を描くのを両立できるのか不安で最初はとても緊張しました。
ですが実際に患者さんと向き合うと緊張はなくなりリラックスして会話することができました。患者さんはたくさん私達にお話をしてくださり、好きなことだったり昔の思い出などを話してくれて、私達は聞きながら絵に取り入れたりしました。
私は取り入れすぎてなんだかごちゃごちゃになってしまったのですが昔に戻ったみたい、と喜んでいただいたので嬉しかったです。
私が描かさせていただいた患者さんは体が悪くて普段横になっている患者さんで、描いている途中は体調が心配でしたがとても笑顔でお話しされている様子を見た看護師さんはとても喜んでいました。
似顔絵セラピーがこんなにも人を元気に笑顔にすることができるなんて思っていませんでした。とてもいい経験で貴重な体験をさせていただき、とても楽しかったです。
ぜひ看護師になって毎日似顔絵を描いてほしい、と患者さんにお願いされたときは、看護師にはなれないかもしれないけどまたぜひ似顔絵セラピーをさせていただきたいと思いました!
2年 藤本